企業版ふるさと納税で奈良中信が王寺町へ寄付金
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奈良中央信用金庫(奈良県田原本町、高田知彦理事長)はこのほど、企業版ふるさと納税制度を活用し、王寺町に100万円を寄付した。寄付金は里山再生事業「OJICHO WOOD PROJECT」で活用される。
同プロジェクトは、町内の里山「陽楽の森」の間伐や危険木の伐採で出た木を加工して製品化するほか、森に苗を植えるなどして地域で木を循環させ、森と町の共存を目指す。
町役場で行われた贈呈式で、平井康之町長は「里山を大切な地域資源と位置づけ、人々が集う場所として活用したい。プロジェクトに賛同し、企業版ふるさと納税を頂いたことに感謝する」とあいさつ。高田理事長は「今後もさまざまな形で地域活性化のお手伝いができれば」と話した。