橿原・香久山小で環境学習会 浄化槽の役割知って

奈良県環境県民フォーラムのエコライフ分科会は6月30日、橿原市膳夫町の市立香久山小学校で、環境学習会を開き、4年生22人が参加した。
県内清掃業者の有志とフジクリーン工業が協力。処理水を消毒して河川などに流す仕組みを浄化槽のミニチュアモデルを使って紹介したほか、水の入ったペットボトルにティッシュペーパーを入れて溶けにくいことを確認する実験などを行った。
屋外では特殊車両(バキュームカー)の機能について説明も行い、児童らは川や海を守るために自分たちができることについて考えた。
同市内の清掃業者は「下水道が普及していない地域における浄化槽の役割を学び、水の大切さを理解してもらう機会になれば」と話した。