ミ・ナーラがボール寄贈 バンビシャスが提案 - 奈良の大宮、都跡両小学校に

奈良市二条大路南1丁目の商業施設「ミ・ナーラ」(石井一弘支配人)は奈良市内の大宮、都跡両小学校にバスケットボール計12球を寄贈し、5月29日に奈良市役所で寄贈式を行った。
ボールを寄付した同施設の石井支配人は「(伊藤忠アーバンコミュニティが)施設運営に携わって今秋で3年になる。これまで地域の皆様に愛していただけるテナント誘致に努めてきたが、これを機にさらに地域の方と歩んでいきたい」と地域貢献への思いを話した。
ボールを受け取った同市教育委員会の北谷雅人教育長は「本市の子どもたちのため、スポーツ環境の発展のために貢献していただいた温かい気持ちに応えて大切に使いたい。コロナ禍で制限のあった3年間を乗り越えた子どもたちの、歓喜して遊び、学習する姿が目に浮かぶようだ」と感謝の気持ちを示した。
パートナー企業のミ・ナーラにバスケットボールの寄贈を呼びかけたバンビシャス奈良の末吉広直営業部長は「バンビシャス奈良が取り組むSDGs(持続可能な開発目標)活動の一環で、今回はミ・ナーラ様に賛同いただいた。(SDGsの)目標4の『質の高い教育をみんなに』につながる事業となるので今後も広げていきたい」と抱負を話した。