社会

平城宮跡で「平城京天平祭」 華やか時代行列260人

関連ワード:

天平衣装をまとった行列の一行=3日、奈良市の平城宮跡

 奈良市の世界遺産・平城宮跡で3日、奈良時代の様子を再現する「平城京天平祭」(同祭実行委員会など主催)が開幕した。5日まで。入場無料。初日は同祭のメインとなる「平城京天平行列」があり、天平衣装をまとった奈良時代の歴代天皇や貴族、文武百官、雅楽隊など総勢260人が朱雀大路を朱雀門まで華やかに練り歩いた。

 

 天平行列では、都を警護する衛士隊を先頭に、平城京への遷都を決めた元明天皇から光仁天皇までの奈良時代を彩る7代の天皇と光明皇后が、それぞれ貴族を従えて行列。この日は好天に恵まれ、華やかな行列を大勢の観光客らが見守った。

 

 元明天皇は「第4代NARA CITY コンシェルジュ」の藤岡璃子さんが務めたほか、仲川元庸市長が今回も「少納言」役で登場した。

 

 全日とも、衛士隊の再現や、飲食・物販ブースの東市西市(とういちさいいち)、ものづくり体験などを実施。4日には天平綱引き大会が、5日には天平こども行列がある。

 

 実行委員会の朝広佳子委員長は「たくさんの人に訪れてもらい、奈良時代の様子を楽しんでほしい」と話していた。

こちらの記事も読まれています

特集記事

人気記事

  • 奈良県の名産・特産品・ご当地グルメのお取り寄せ・通販・贈答は47CLUB
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド