中古住宅再生の企業と空き家対策で協定 - 河合町
関連ワード:
奈良県河合町とカチタス(群馬県桐生市、新井健資社長)は14日、「空家等対策事業に関する連携協定」を締結した。同社と自治体の協定は全国で2例目。
中古住宅の買い取り再生事業を全国で展開する同社は昨年9月、同町に奈良支店をオープン。今回の協定締結により、官民が協力して空き家問題に取り組む新しい仕組みづくりを構築する。空き家の利活用により、町内への転入促進などが期待される。
新井社長は「空き家対策は新たな住民を招く第一歩。われわれのノウハウで新たなまちづくりのお役に立ちたい」と話し、清原和人町長は「町でも空き家対策に取り組んできたが限界を感じていた。今回の協定が新たな住民の転入につながり、さらに活気のあるまちに発展すれば」と期待した。