【速報】生駒市長選 小紫氏3選 - 統一地方選2023

「非維新」対「維新」の対決に揺れた生駒市長選は23日、投開票され、現職の小紫雅史(49)=無所属=が、地方創生コンサルタントで新人の海豪うるる氏(55)=日本維新の会=を破り、3選を果たした。当日有権者数は96,105(男44,826、女51,279)人。投票率は54・61%で前回(50・40%)を上回った。
前市長の山下真氏(54)が、直前の統一地方選前半戦の知事選に日本維新の会から出馬し初当選。市内でも3万近い票が出た後だけに、維新新人との一騎打ちに陣営は強い危機感をもって選挙戦に挑んできた。
午後10時35分、当確の一報が入ると、約100人の支持者らが詰めかけていた同市元町1丁目の陣営会場は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。
今回初めて小紫氏を推薦した自民党の小林茂樹衆院議員をはじめ立憲民主党の馬淵澄夫衆院議員、公明党の大国正博県本部代表ら推薦4政党の代表者のほか、仲川元庸奈良市長ら大勢の支援者に祝福を受け、小紫氏は「これまで一番厳しく、先の見えない選挙。誰と戦っているのか分からなかった。しかし、多くの人から維新の風を生駒で止めて欲しいと言われた。私は現場に足を運び、課題を見つけ市民とともにまちづくりをしてきた。今日の勝利は市民全体の勝利だ」などと述べた。