政治

五條市長選候補者プロフィル 養田候補

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「地方創生には若い感覚が不可欠」と話す養田候補

養田 全康候補(44)=無新=

 

未来託す責任世代

 

 奈良県五條市西部の中山間地域で野山を走り回って育った。高校卒業後は料理人を目指して京都で修業したが挫折。「太陽の下で働きたい」と庭師の祖父について造園を学んだ。「日光を浴びた木々は緑深く、根も張り、大木に育つ」と実践で知っている。「まちづくりも、陽の当たらないところに手を入れて新しい五條市をつくりたい」と市長選に初挑戦。

 

 21〜4歳の1男3女の父。議員になったのもPTA活動がきっかけだった。礎を築いた高齢者と、未来を担うこどもたちをつなぐ「責任世代」と自らを位置付け。その使命を果たすために「最小限の投資で最大限の効果を上げる市政運営」が必要だと考え、投資先は「ハコモノからヒトへ転換」する。保育園料の完全無償化などこれからの子育て支援に必要な財源は年間約1億円と弾き出し「ふるさと納税のトップセールスで獲得します」と力強い。

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