人口減で財政に不安 広域防災拠点整備、新奈良県知事の方針転換懸念 - 五條市長選 市政の課題
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奈良県五條市は2005年に大塔村、西吉野村と合併した。当時3万8千人だった人口は19年に3万人を切り、現在約2万8千人。今春の小学新1年生は約150人で25年前から半減してしまった。人口の約4割が65歳以上で、労働力となる市民が少ないため自主財源(市税等)の割合が低い。市村合併に伴う国の財政優遇措置がなくなる中、地方交付税など国や県に依存する財政体質は市民の暮らしにとっても大きな不安要素だ。