奈良県広域水道企業団設立へ法定協議会参加を可決 - 大和郡山市会
奈良県大和郡山市議会の3月定例会が13日再開され、県広域水道企業団設立に向けた法定協議会に参加する議案を賛成多数で可決した。
同議案については、2日に開かれた建設水道常任委員会で「不承認」となっていた。同法定協議会の設立にはすべての参加自治体議会の可決が必要で、本会議での採決の行方に注目が集まっていた。可決により、県と26市町村が目指す県域水道一体化事業の前途が開けた。
また一般会計に移していた水道事業の内部保留の一部約28億円を元に戻す、本年度水道会計補正予算案も同じく賛成多数で可決された。
このほか、3月定例会は2023年度一般会計当初予算案を含む計25議案、個人情報保護に関する条例の議員発議1件が可決され閉会した。