政治

奈良市クリーンセンター実現“袋小路”に 追分周辺から反対意見書

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 奈良市の新たなごみ処理施設「クリーンセンター」について、施設誘致を名乗り出た「中町追分自治会」に近接した「丸山自治会」(418世帯)が建設反対の意見書を市に提出していたことが、15日、分かった。同日、開かれた市議会の市民環境委員会(八尾俊宏委員長)で市が報告。提出は14日付で、環境悪化や通学路の安全問題などを理由に挙げているという。市が最終候補地とする「七条地区」の地元からもすでに反対の意向が示され、同事業は“袋小路”にはまったかのようにみえる。市議会周辺では、老朽化が進む現在の環境清美工場(同市左京5)の現地建て替え論もくすぶり続ける。打開策はあるのか―。

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