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先を見越した事業展開を - 「テクノパーク・なら工業団地」新春懇親会

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テクノパーク・なら工業団地運営協議会の新春懇親会であいさつする太田市長(左奥)=1月27日、五條市小島町のレストランよしの川別館撫石(ぶせき)庵

 奈良県五條市住川町のテクノパーク・なら工業団地(29社)でつくる同団地運営協議会は1月27日、同市小島町のレストランで新春懇親会を開き、企業代表らが親しくあいさつを交わした。

 

 

五條市長ら企業成長に期待

 

 新型コロナ感染拡大予防で3年ぶり。太田好紀市長ら県・市からの来賓と企業代表計約30人が出席した。会場内での食事は控え、名刺交換にとどめた。

 

 会長の田中妙子・柿の葉すし本舗たなか社長は「企業環境も生活スタイルも変化し、社会と時代が大きく動くのを肌で感じた3年。新型コロナの5類移行は明るい兆しと受け止める。工業団地も新しい形を模索しながら運営したい」とあいさつ。

 

 太田市長は県が整備する大規模広域防災拠点の事業開始や検討が始まったイオン五條周辺のまちづくりなど、市の新しい動きを示し「行政も企業も先を見越した事業展開が必要だ。苦難を乗り越える不撓不屈(ふとうふくつ)の精神で」と各企業の成長・発展に期待した。県産業観光雇用振興部の谷垣孝彦部長は県の企業支援策などを紹介した。

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