【速報】平群町長選、西脇氏が再選
現職と新人の一騎打ちとなった平群町長選は20日、町内10投票所で投票が行われ即日開票の結果、現職の西脇洋貴氏(65)=無所属=が新人で会社役員の須藤啓二氏(71)=同=を下して再選を果たした。
西脇氏は「財政健全化を第一に、にぎわいある町づくり」を目指し、若年層の定住化促進、町の基幹産業である農業振興、高齢者の医療・介護の充実などを公約として訴えた。
近鉄平群駅前周辺の整備事業や町総合文化センターの開設など、現職としての実績と幅広い人脈で町議8人の応援を得るなど優勢に選挙戦を展開した。
当日有権者数は1万5924(男7432、女8492)人。投票率は55・65%だった。
西脇洋貴氏の略歴
1957年(昭和32年)2月、平群町生まれ。79年に近畿大学を卒業し同町役場職員として勤務。2018年4月から副町長を務め、同年12月の町長選で初当選し町長に就任。19年から同町社会福祉協議会会長も務める。同町吉新1丁目。