悩み募集僧侶が答えます

歴史文化

大和古寺お参り日記【13】 - 元興寺(上)

関連ワード:

創建時の瓦が残る本堂。境内は1300年前の面影を伝えている

 新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、秋の行楽シーズンを迎えたならまちは、観光客でにぎわっていた。そんな中、元興寺の山門を抜けると、別世界のような感覚に包まれた。正面の極楽坊(本堂・国宝)や浮図田(ふとでん)と呼ばれる石仏群。刻み込まれた歴史の重みを体全体に感じた気がした。

 

 元興寺の歴史は6世紀末の飛鳥に開かれた飛鳥寺にさかのぼる。本格的な伽藍(がらん)を備えた国内初の寺院だった。遷都に伴って平城京に移り、仏教の元を興した寺として「元興寺」と称するようになったという。

 

 

 

この記事の残り文字数:1,043文字
(写真5枚 あり)

この記事は歴史文化ジャンルの有料記事です。
続きをご覧になりたい方は
ログインまたはご利用手続きをお願いします。

初月無料で今すぐ見る
(まずは会員登録画面へ)


地元奈良を知るには
やっぱり奈良新聞デジタル!

奈良新聞デジタルの有料プランに入ると

  • 月額550円から有料記事が読める
  • 広告なしで快適に閲覧(一部バナーを除く)
  • 国内・国際ニュースが読み放題
  • 上位プランで紙面宅配や紙面ビューア利用可

詳しい案内はこちら

こちらの記事も読まれています

特集記事

人気記事

  • 奈良県の名産・特産品・ご当地グルメのお取り寄せ・通販・贈答は47CLUB
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド