奈良県立大工学部「工科大」へ整備方針 県立大と切り離し、県会代表質問で荒井知事
奈良県議会(岩田国夫議長)の9月定例会は22日、本会議を再開し、中野雅史(自由民主党)、粒谷友示(自民党連合・創生)、小泉米造(自民党倭)―の3氏が代表質問を行った。この中で荒井正吾知事は、設置構想を進める県立大学工学系新学部について、同大学と切り離し、新たな県立工科大学として整備する方針を明らかにした。早ければ2026年度にも大学院を先行設置し、その後に学部の開設を目指す。また五條市に整備する大規模広域防災拠点について、早期に整備効果を得るため完成までの期間を5段階に分けて運用する方針も明らかにした。