水道料金免除費用など計上 大和郡山市が議案
奈良県大和郡山市は24日、市議会の9月定例会(8月31日開会)に提出する2022年度一般会計補正予算案など19議案を発表した。
一般会計補正予算案は、市民の水道基本料金を2カ月分、免除するための費用1億3800万円など計3億3700万円を追加計上する。同市は6月市議会でも2カ月分の水道基本料金免除の予算が可決されており、計4カ月分が免除されることとなる。
21年度一般会計決算は歳入421億万円、歳出413億2000万円で、実質収支は7億3000万円の黒字となった。地方交付税の増額などにより、市が自由に使える一般財源は前年度に比べ、17億円増加し、収支は大幅に改善した。経常収支比率は90.6%と、前年度に比べ、7.1ポイント改善した。