奈良県市長会が奈良県域水道一体化で意見交換

奈良県域水道一体化事業に対する率直な意見交換を目的とした、臨時の奈良県市長会が27日、奈良県大和郡山市北郡山町のやまと郡山城ホールで開かれた。会議は非公開で行われ、終了後に取材に応じた会長の並河健天理市長は「コミュニケーション不足によって互いに意見交換できないまま、袂(たもと)を分かつことがあってはならない。28市町村にとってより良い広域化を実現するため、市長会として意思疎通を補う役割を果たしていきたい」と意義を強調。奈良市の仲川元庸市長も「県からも部会設置の提案があり、柔軟に議論しようという雰囲気になってきた。ここから議論が進んでいくのでは」と期待を寄せた。