カルタで興味をジェンダー問題 帝塚山大生が制作

国際女性デーの8日、多くの人にカルタ遊びを通してジェンダー(社会的性差)の理解を深めてもらおうと、奈良市帝塚山7丁目の帝塚山大学で同大の2年生14人が作った「ジェンダーカルタ」が発表された。昨年に続く第2弾。この1年間の時事も取り入れた。
「スラックスでもOK! みんな笑顔のジェンダーレス制服」「つらいのは 男も同じ らしさ求められ」など、45枚の札に家庭内や社会の男女差を表現し、裏面には知識を深める解説を添えた。仲間で楽しむほか、学校や会社の教育の場で活用できるよう「議論」を促すカードも盛り込み、使う人が書き込める白紙も付けた。