社会
ネコと人、共生の工夫など江戸時代の暮らし紹介 奈良県立民俗博物館

大和郡山市矢田町の県立民俗博物館で6日、旧木村家住宅の修理完成記念講演会「近世民家の住まい方」(同博物館主催)が開かれ、竹中大工道具館(神戸市)の学芸員、安田徹也さんが、人とネコとの共生や燃料の調達方法、居室を清潔に保つ意識など、江戸時代の民家の暮らしの一端を紹介した。
同博物館の敷地内にある築200年の同住宅(県指定無形文化財)の屋根のふき替え工事が今年度中に完了するのを機に、古民家の魅力を再発見してもらおうと企画。市民ら約20人が参加した。