地域に息づくSDGs発掘 奈良教育大生、曽爾と明日香でフィールドワーク
関連ワード:

奈良教育大学(奈良市)の学生らが3日から、曽爾、明日香両村内の観光地や文化遺産などを訪れ、フィールドワークを実施した。1400年を超える歴史を持つ奈良には国連の持続可能な開発目標(SDGs)に通じる知恵が息づくとの視点で、地域資源の魅力を発掘しようという試み。
フィールドワークは、公益財団法人・日本生産性本部が主催するプログラム「地方創生カレッジin奈良」の一環。事務局の公益社団法人「ソーシャル・サイエンス・ラボ」(奈良市)によると、学生は奈良教育大でESD(持続可能な開発のための教育)を学んでおり、事前に同大の中澤静男准教授からSDGsの観点で地域資源を捉えるアドバイスを受けた。