「いじめ反対」呼び掛け 奈良YMCAピンクシャツウィーク

2月第4水曜はピンク色のシャツや小物を身に着け、「いじめ反対」の意思表示をする「ピンクシャツデー」。平成28年から取り組みを続けている公益財団法人奈良YMCA(奈良市、神﨑清一総主事)は今年も23日~3月2日を「ピンクシャツウイーク」と定め、運営するスポーツクラブや保育所の子どもたちに、ピンク色の小物の制作やシャツの着用を呼び掛けている。
同デーはカナダのハイスクールで、ピンクのポロシャツを着て登校した少年が同性愛者だとからかわれたことから、それを知った2人の生徒が、75枚のピンクのシャツを購入し、同時にSNSでピンクのシャツを着ることを呼び掛けると、翌日多くの生徒がピンクの衣類や小物を着用して登校し、学校からいじめが消えたことに由来する。この取り組みは現在180の国や地域に広がっている。