ご縁を大切に指導 - 日本文化を伝える「着付け教室」 世界観を楽しく表現「己書道場」
花nosode
着物は奧深く、日本古来の文化を大切にしたい」と語るのは、奈良市内で、着付け教室「花nosode」を運営する主宰中井さんにお話を伺いました。
花nosode主宰 中井さん
アトリエ教室
着物を着た際に着物の奥深い魅力に気付き、京都の教室に通い「厚生労働大臣認定1級着付け技能士」を取得した。後に、着付け教室を歴史資源や文化遺産が数多く残る、奈良「きたまち」で開いた。
「アトリエ教室は、小さな空間だが、沢山の思いが詰まっています」と話す。
玄関を入ると、刺繍のシンボルが出迎えてくれる。自分で刺繍したとのこと。
また、事前に連絡を入れれば教室の見学も出来る。
アトリエ教室
着付け教室
レッスンで心掛けていることは、生徒との距離感を大切にし、楽しく学べる教室として生徒に合う着付けを提案できるように勤めている。その思いからレッスンはマンツーマンで行っている。
「すぐ隣に私がおりますので、あれっ?て思う事やおやっ?と思う事はその場ですぐに解決していきます」と話す。「わからない事はその場ですぐに確認できる」と生徒からも好評。
レッスン内容も「学ぶ」、「磨く」、「極める」などのレッスンが設けられおり、初めて着付けを習う人から友達や子どもに着付けてあげたいと思う人、ブライダル業界に携わり花嫁の着付けをしたいと思う人など、生徒のニーズにあったレッスンを展開している。
プロの着付け技能士を目指さす方には、国家検定1級を取得するための特別レッスンも行っている。
着付けに必要な物は、持参するのが基本だが、もし揃わなければ、教室で無料レンタルも出来る。
習われる方のペース、都合に合わせてレッスンを受けることが出来るほか、着物や小物の販売、教材などの販売は一切行っていない。
その点でも安心してレッスンを受けられる。「より身近に着物を日頃から取り入れるために、時間をかけず、手間をかけずに普段のくらしにとりいれるための「技」と「知恵」をお伝えたい」と話す。
今年からスタートする己書道場
1月からは新たに「己書」の教室をスタートする。己書は、決められたルールもなく、書き方や文字の書き順にとらわれず、思うがまま、自由に筆を走らせ、自分の世界観を楽しく表現する新感覚の書。その魅力にはまり、一般社団法人日本己書道場の師範の資格を取得した。「上手い、下手はありません。初めての人でもコツを掴めば誰でも描くことができます。自由に書ける楽しさを伝えていきたい」と話す。
幸座は、第1・第3 火曜日 午前10時~ 午後1時30分~
第1日曜日 午前10時~ 午後1時30分~
幸座参加申し込みは、直接電話して申し込むか、ホームページより予約できる。
己 書
1月よりスタートした「己書 花nosode 道場」
最後に、「着付け教室と己書教室を通じて、色んな人と出会い、人とのつながりを大切にしていきたと思います。これまで出会った人たちとのご縁はもちもちろんですが、これから出会う人たちとのご縁も大切に教室の運営を進めていきたい」と抱負を語った。
TEL:070-5662-7774
営業時間 AM10:00 ~ PM20:00 不定休