節分、そして立春と、春を呼ぶ行事が続い…
節分、そして立春と、春を呼ぶ行事が続いたが、列島はこの冬一番の寒気が流れ込み、日本海側を中心に大雪の予報が出されている。
そんななかで、今年最初の大型選挙といえる橿原市議会議員選挙が実施され、新しい顔ぶれが決まった。県下第2の都市とあって、国政を反映したかのような結果だ。
定数23のうち現職が14人で、元職2人、新人が3分の1近い7人が当選し、新旧交代を印象づけた。さらには女性が大量7人も当選している。
前回選挙と比較して自民が3減の4となり、公明も現状維持の4、維新が1増の3、立民が1増の共産とともに2だった。今夏の参院選を占う参考になるかもしれない。
政党公認で落選したのは自民の1のみで、前回の当選者数さえも擁立できず、落選者も出した。裏金問題で問われた厳しい有権者の目が底流にあるのかも。
国政選挙と地方選挙は違うはずだが、橿原市のような都市型選挙は連動していると見た方がいい。そこで亀田市長の援軍となる与党系議員が自民、公明のほかに無所属の何人集められるか注目される。(治)