米国時間のきょうトランプ大統領が就任し…
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米国時間のきょうトランプ大統領が就任し、2期目のスタートをし、隣国・韓国では拘束された尹大統領の扱いを巡って混乱が続いている。
そして今週末には通常国会が召集されて、石破首相の施政方針演説があり、本格的な論戦が繰り広げられる。国の内外ともに波乱を予感させる。
先の総選挙で大敗し、与党が過半数割れしたなかで、どんな国会になるのか予想もつかない。新年度予算がどうなるのか、野党も責任ある対応が求められることになる。
半年後には参院選を控えているだけに、野党の攻勢は増していくはずだ。衆院選で問われた裏金問題は、年を越しても、今度は当事者の参院議員が審判される。
県選挙区も改選される堀井巌氏が自民党公認で臨むが、これまでと様相が一変していることを知らねばなるまい。野党も候補者擁立を急ぎたいところだ。
平成以降、補選を含み自民が7勝6敗で、昭和の頃の「党公認なら指定席」といわれた時代ではない。変化を求める世界の動きのなかで、裏金問題とともに、通常国会における与野党の姿勢を国民が見ている。(治)