京都市右京区の福田美術館が、２月１日～４月13日に開催する企画展「東山魁夷と風景画の旅―日本から世界へ―」（観覧料一般・大学生１５００円、高校生９００円、中小生５００円、障害者と付添者１人までは各９００円）の招待券を本紙読者５組10人に。
　自然が織りなす景色を丹念に描き続けた日本画の巨匠、東山魁夷（１９０８～99年）の作品を中心に日本と西洋の風景画を紹介する展覧会。同館所蔵の魁夷の名品約30点を一挙公開するほか、与謝蕪村や池大雅が中国の山水画に基づいて描いた近世の風景画、横山大観や菱田春草らが新技法「朦朧（もうろう）体」で表現した近代日本画、鮮やかな独自の色の世界を生み出した小野竹喬ら魁夷と同時代の画家たちの作品などを展示し、日本の風景画の歴史をたどる。また19世紀フランスで活躍したコロー、モネの風景画も展示する。

　会期中の一部展示替えあり。問い合わせは同館、電話０７５（８６３）０６０６。

※2025年１月21日付・奈良新聞に掲載