国原譜

久しぶりにテレビで漫才を視聴した。19…

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 久しぶりにテレビで漫才を視聴した。1980年代の漫才ブームの頃はよく見ていたが、次第に見なくなっていた。なぜだろうと少し気になった。

 

 漫才日本一を決める「M―1グランプリ2024」で連覇した「令和ロマン」を見たのは初めて。面白かった。だが、何か違和感が残った。

 

 80年代の漫才と、どこかが違う感じがするのだ。優勝したコンビの2人は共に平成生まれの30歳代。当方は昭和生まれの古希超え。もはや時代について行けなくなっているのか。

 

 世代論で片付けることはしない、を持論としてきたつもりだ。だが最近、世代間の対立に言及する論者が増えている。これは時代の変化の兆候だろうか。

 

 世代間だけでなく、国家間、個人間などさまざまな面での対立・分断が指摘されるようになった。水面下で動いているものがあるとすれば、その正体を見極めたい。

 

 ふと「物語」ということを思う。みんな自分の物語を作っている。対立ではなく相互理解のためだと信じて。きょうはクリスマス。1926年に昭和元年が始まった日でもある。思いを込める物語は各自異なる。(北)

 

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