きょうで8月も終わり。まだ猛暑は収まら…
きょうで8月も終わり。まだ猛暑は収まらないが、小さい秋を見付けようと散歩に出て、土手の夏草がきれいに刈り取られているのに気付いた。
ほかにも道沿いや公園の隅など、草が茂る場所はごみが隠れていることが多い。9月のクリーンアップ月間を前に、そんな死角が除かれた。
美化運動の広がりもあって改善は進んでいるが、スナック類の包装や飲料の缶など、人目につかない草陰にポイ捨てされる事案は今も少なくない。そしてさらに悪質な不法投棄も。
国交省によると、大和川では同じ地点で同じごみが何度も検出される例があり、誰かが繰り返し意図的に廃棄している可能性が指摘された。
業者による産廃の不法投棄はもちろん、河川をごみ捨て場と考えるような行為も撲滅しなければ。雑草を刈り込んで死角をなくすとともに環境を守る意識、モラルの向上が必須だ。
大和川は水質改善でアユも戻りつつある。流出ごみも減らさないと。ちなみに公園や駅前美化に取り組む今年のクリーンアップなら統一実践日は9月3日に設定、県内各地の計19コースで行われる予定。(松)