父方の祖父母は人の目を気にする点で性格…
父方の祖父母は人の目を気にする点で性格が違った。足が弱ると祖父は外出しなくなり、祖母は補助カートを押して縦横無尽。祖母はずいぶん長生きした。
週1、2日でも8千歩以上歩く人は、歩かない人と比べて死亡率が十数%低いとの研究結果を、京都大と米国の大学のチームが明らかにした。平均的に1日8千歩以上歩く人の死亡率低下は知られていたが、毎日でなくても効果があることがずぼら人間には響く。
研究の発端は、週末しか運動の時間が取れない人からの相談だったらしい。弊社にも多数いる運動機会に制約のある人には、根拠のある朗報といえる。
ただ、8千歩以上達成にはそれなりの意識がいる。所有の携帯電話の歩数計を毎日チェックしているが、思うほど歩数は伸びないからだ。
もちろん新鮮な外気に触れ、より早くなったと感じる周囲の変化を確かめて歩くのは、心の健康にもプラスに違いない。その状況を楽しめるなら8千歩は遠くない。
自宅周辺で季節の移ろいを思う事象の一つにウオーキングの人の数がある。頃合いになってきた。まずは一歩から。(智)