奈良市の帝塚山大学付属博物館で、県内の…
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奈良市の帝塚山大学付属博物館で、県内の遊園地にスポットを当てた企画展示「♯奈良遊戯~あの日の遊園地は永遠に~」が開かれている(1月31日付4面既報)。
同大学の博物館実習生・4年生15人が、企画から資料の選定・展示までを半年ほどかけて準備。近鉄グループホールディングスなどの協力を得て、実現した。
すでに閉園した奈良ドリームランドや、近鉄あやめ池遊園地の写真やポスターなどが並び、当時を知る人たちは郷愁に誘われることだろう。あやめ池には数回行った記憶があり、とても懐かしい。
筆者は昔、大阪府内に住んでいたが、あべのの近鉄百貨店の屋上には、ミニ遊園地があった。また、柏原市にあった玉手山遊園地は、小さな子ども向けの乗り物が充実していて、重宝したことを覚えている。
幼稚園前後の小さな子を連れて、東京ディズニーランドやUSJ行きとは、なかなかそうはならない。子どもの身の丈に合った施設が、身近にあればありがたい。
県内で遊園地があるのは現在、生駒山上のみで寂しい限り。ぜひとも、このまま存続してほしい。 (恵)