スポーツの秋。プロ野球は終盤を迎え、高…
スポーツの秋。プロ野球は終盤を迎え、高校野球は県秋季大会が佳境に入っている。さらに地味ながら10月30日から予定される社会人の日本選手権にも注目だ。
3大会ぶり4回目の出場を果たした県勢の大和高田クラブの活躍に期待がかかる。先の全日本クラブ選手権を制し出場権を手にした。その勢いを持続してほしい。
同クラブが初めて都市対抗に出場した2010年、大和高田市の担当記者をしていた縁で、応援の夜行バスに乗ってはるばる会場の東京ドームへ。
バスの乗客はほとんどが高齢者。にもかかわらず、深夜のトイレ休憩でSAに到着するなり、女性陣は買い物とおやつ買いに殺到。ヘトヘトの男性陣からは感嘆の声しきり。
最後まで諦めない選手らの粘りがあって、同クラブは見事に初陣を飾った。応援スタンドは歓喜の渦。友人の主催新聞記者からは「応援も盛り上がっていたね」と。遠来のかいがあった。
日本選手権の舞台となるのは奈良から近い京セラドーム大阪。社会人野球にはプロ野球や高校野球と違った魅力がある。地元チームにぜひエールを。(栄)