やり過ぎの例だろう。地図大手会社がツイ…
関連ワード:
やり過ぎの例だろう。地図大手会社がツイッターの公式アカウントに、色調などを加工した北海道の「五稜郭公園」紅葉写真を掲載し、「実物と違い過ぎる」との指摘で謝罪した。
特殊撮影技術の進歩は著しい。映画では昔の街並みや戦争場面を本物そっくりに再現してしまうが、最近のハリウッド大作のように多用し過ぎると白けてしまう。
昭和33年公開の黒沢明監督「隠し砦の三悪人」。走る馬上から三船敏郎が地上の娘を引き上げるシーンは、筆者が見たリバイバル上映でも館内の観客から拍手が沸き起こっていた。真剣勝負のすごみである。
特殊撮影技術に頼り過ぎると緊張感がなくなってしまう。といっても、撮影ミスがほぼなくなるなど、カメラがフィルムからデジタルになり便利になったことも数多いが。
女性の知人が、近況写真をメールで送ってきた。ところが、目がやたら大きく、肌の色が白過ぎる。男友達に見せると「たいぶ修正しているなあ」と。
そういえば、ネット上では同じような顔をした若い女性の写真が氾濫している。何でも薄化粧くらいが一番かと。 (栄)