地域別男女の格差

国原譜

政権選択といわれる衆院選の投開票が行わ…

 政権選択といわれる衆院選の投開票が行われる。何度も経験してきた選挙であるが、とくに今回は風のようなものは感じられなかった。

 それだけ政策中心の本来の選挙戦だったといえよう。実行できないバラマキ型の訴えもあったが、そこは有権者も見抜いているから、心配はいるまい。

 発足したばかりの岸田政権への審判というより、これまでの安倍、菅と続いた自公政権をどう評価するか。その上で、先の自民党総裁選を経て誕生した岸田政権を問う形だ。

 一方の野党といえば、立憲民主党を中心とした野党共闘が整い、各選挙区で善戦が伝えられている。とくに共産党が候補者を取り下げた選挙区が多い。

 これまで衆参両院の補選や知事選などで、野党共闘の威力を見せてきただけに、与党側が苦戦を強いられているという。ただ忘れてはならないのは、政権選択選挙であることだ。

 次の政権の形をどうするか。選挙で投じる1票で決められる。ワクチン接種もそうだが、若者の投票率が低いのが気になる。少子化時代だからこそ、未来のために投票してほしい。(治)

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