国原譜

就任して初となる岸田新首相の所信表明演…

 就任して初となる岸田新首相の所信表明演説があり、コロナ対策とともに「成長と分配の好循環の実現に向けて決意を語った。

 週明けには各党の代表質問があり、いよいよ衆院が解散され、総選挙に突入する。県内の駅頭でも、立候補予定者や政党関係者の街宣活動も本格化している。

 10日後に公示され、約3週間後には投開票されるのだから、まさに短期決戦だ。たしか昭和51年の三木内閣の時に、解散できないで任期満了選挙となったが、今度も似たようなものだ。

 あの時は、たまたま科学技術庁長官として初めて大臣に就任したばかりの故・前田正男氏を担当したが、現職大臣落選の記事を書いた。

 全国では河野洋平氏率いる新自由クラブ旋風が吹き荒れた。今度の総裁選に出馬した太郎氏の父親だ。思えば中選挙区時代は、大物政治家が多かったような気がする。

 派閥の功罪も指摘されるが、けっしてマイナス面ばかりともいえない。ともあれ衆院選は政権選択選挙でもある。各党の政策をしっかり見ていきたい。できもしないことを言っていないかを見抜きたい。(治)

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