国原譜

岸田内閣が発足した。顔ぶれは、総裁選を踏…

 岸田内閣が発足した。顔ぶれは、総裁選を踏まえた人選が目につくとともに、若手ら初入閣組の登用でフレッシュさを印象付ける布陣になった。

 併せて昨日は衆院選についても19日公示、31日投票の日程が確定。その結果次第では新政権が超短命に終わる可能性もあるが、どうだろう。

 直前に行われた自民党総裁選は不人気を言われた菅首相が立候補を見送る中、相次いで出馬表明した4候補が激しい政策論争を展開。党員にとどまらず多くの国民の注目を集めた。

 一方の野党の動きを見ると、昨日の首班指名選で311票の岸田氏に対し立憲民主党の枝野代表が124票を獲得、対立軸を示した格好だ。

 同党など野党4党は次期衆院選に向け、市民連合を介して政策協定を締結、政権交代を目指す共闘体制が整ったとする。ただ有権者へのアピール度では手応え不足の感も否めない。

 また首班指名では日本維新の会、国民民主党とも票が割れており、岸田政権下の勢力図はまだ未確定。感染症の動向もにらみつつポストコロナとともに、ポスト安倍を問い直す総選挙がいよいよ始まる。(松)

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