国原譜

雨とコロナとの闘いに明け暮れてきた奈良…

 雨とコロナとの闘いに明け暮れてきた奈良市の市長選と市議選は、いよいよあす投開票される。同じ条件下で、候補者が思いを訴え続けてきた。

 事務所回りをしてきたが、ベテラン組ほど、これまでの選挙戦が通用しないと嘆きの声が聞かれる。新人はネットを利用するなど威勢がよい。

 家族はすでに期日前投票を済ませたが、その後に、選挙公報がようやく届いた。これでは公報を読んでから投票することができず、工夫が必要だろう。

 2時間ほどかけて、市長候補の5人と市議候補の47人全員の公約、主張に目を通した。個性的な人もいるが、全体的に真面目な印象だ。できそうもないことを言っている人はいない。

 政党公認や推薦組は、党の主張に沿ったものとなっている。市議選は衆院選の前哨戦ともいえるだけに、各党の力の入れ方も本番並みといえる。

 市長選は主要政党が前面に出ないだけに激戦模様となっており、最後まで予断を許さない。ポストコロナを見据えた、これからの奈良市を誰に託すのか、もう一度公報に目を通して、あすの投票日を迎えたい。(治)

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