国原譜

「おそるべき20代」とでも表現しようか…

 「おそるべき20代」とでも表現しようか。今年に入って、国際的に活躍する若い日本人のプロスポーツ選手が目立ち、コロナ禍の中、国民を勇気づけている。

 男子ゴルフで世界4大メジャーの一つ、マスターズを制した松山英樹。米国大リーグ野球では、投打二刀流で気を吐く大谷翔平、モンスター(怪物)と言われるボクシングの井上尚弥ら。

 小生を含め日本人は「器用さでは勝つけれど、パワーでは白人、黒人にかなわない」との劣等感があったものだが、これらの選手はそれを感じさせない。

 食生活を含め生活環境が変わってきたので体力がついた。また、昔の根性論に代わり、科学的なトレーニングが普及した成果もあるかもしれない。

 「二日酔いで打席に立ったら球が二個に見えた。その真ん中を打ったら本塁打になった」とは戦後初期、プロ野球大打者の伝説だが、今の時代ではとても通用しないだろう。

 科学やスポーツは年々進んでいる。しかし、進化するどころか、退化しているのではと疑われる分野も数多い。例えば。いやグチはよそう。免疫力が落ちてしまう。(栄)

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