北方領土の返還訴え 2月15日芸術村で 講演や中学生の朗読も

北方領土返還要求運動奈良県民会議が主催する「第39回県民大会」が2月15日午後1時半~同4時半、天理市杣之内町の「なら歴史芸術文化村・芸術文化体験棟」で開かれる。防衛省防衛研究所の兵頭慎治・研究幹事が「ウクライナ戦争後の日露関係と北方領土問題の展望」と題して講演する。
同日は2024年度「北方領土と私たち」作文コンクールで入賞した中学生の朗読やポスターの表彰、同年9月に北海道根室市で開催された「北方領土ゼミナール」(独立行政法人北方領土問題対策協会主催)に参加し、ロシアによる不法占拠が続く島の元島民の話などから学んだ県立大の学生による発表もある。
入場無料、要申し込み先着150人。天理駅から無料送迎バスがある。希望者は「北方領土奈良」などで検索し「北方領土返還要求運動奈良県民会議」のホームページから。問い合わせは県広報広聴課、電話0742(27)8325。