奈良地方気象台は8日、奈良県内ではきょう9日夜遅くから10日にかけて大雪となる見込みで、積雪や路面の凍結による交通障害への注意を呼びかけた。

　同気象台によると、9日から10日にかけて、近畿地方上空に氷点下12度以下のこの冬一番の寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まるという。このため、県内では9日夜遅くから10日にかけて大雪になる見込みで、平地でも積雪となり交通機関などに影響が出る恐れがあるとしている。

　9日午後6時からの24時間降雪量はいずれも多いところで、県北部は山地15センチ、平地5センチ。南部は20センチと予想される。