奈良市立佐保・鼓阪小学校統合 建設工事再入札へ 設計内容精査し当初予算内に
3月定例会に提案
奈良市が市立佐保(同市法蓮町)と鼓阪(同市雑司町)の2小学校の「統合」による新校舎建設に向け、今月15日に再度入札公告し、市議会3月定例会に工事請負契約議案を提案するスケジュールを固め、6日、市議会に伝えたことが分かった。市議会は昨年の「入札不調」で明らかになった校舎建設費不足額分の「上乗せ(増額補正)」について、同年9月と12月の定例会でいずれも否決。市は本年度当初予算で認められていた51億1450万円の範囲内での建設について、設計内容を精査するなどめどをつけ、再入札に挑むと見られる。仲川元庸市長が森岡弘之議長や太田晃司副議長らを直接訪ね伝えたほか、市幹部らが各会派幹事長に連絡を取った。
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