村への思い標語に 天川小中学校で正月用祝箸の袋詰め
奈良県天川村沢谷の村立天川小中学校で20日、5~9年生約35人が、村民全員に届ける正月用の祝い箸の袋詰めを行った。袋には子どもたちが村への思いをつづった標語を添えている。天川村青少年健全育成協議会(増谷英樹会長)の活動の一環。
標語は「天川の豊かな自然守りたい」、「天川の元気な子どもは村の宝」など。生徒会長の9年、伊藤光生さん(15)は、「村民の皆さんに僕たちが書いた標語を見て、子どもたちの元気な姿を想像してお正月を過ごしてもらえればうれしい」と笑顔で話した。
増谷会長は、「子どもたちや役員の皆さんの協力でこの行事も数十年続けられている。子どもたちの思いのこもった言葉を見ながら、皆さん良い年にしてもらえれば」と意義を話した。