社会

奈良新聞文化賞に奈良県立医科大学理事長・学長の細井 裕司さんと氷室神社文化興隆財団代表理事・大宮 守友さん

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「世の中の進歩のために軟骨伝導は必要」と話す細井さん。手にするのはレインボーカラーと純金&ダイヤの軟骨伝導イヤホン=橿原市四条町の県立医科大学

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 第29回奈良新聞文化賞は、「第三の聴覚経路」である軟骨伝導を発見した県立医科大学理事長・学長の細井裕司さん(76)と奈良の近世史を掘り下げ、奈良新聞紙面でも106回にわたって連載した氷室神社文化興隆財団代表理事の大宮守友さん(72)が受賞した。それぞれの取り組みを紹介する。

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