歴史文化

大和の大型横穴式石室の被葬者像にせまる 奈良県斑鳩町で11月16日にシンポジウム

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2025年に藤ノ木古墳発掘開始40周年

 

 奈良県斑鳩町の藤ノ木古墳が2025年に発掘調査開始40周年を迎えるのを記念するプレイベントとして、歴史シンポジウム「大和の大型横穴式石室の被葬者像にせまる」(斑鳩遊学プロジェクト主催)が16日、同町興留10丁目のいかるがホール大ホールで開かれる。要事前申し込み。

 

 藤ノ木古墳は1985(昭和60)年の第1次以来の発掘調査で、大型の横穴式石室に納められた未盗掘の石棺から、豪華な金銅製馬具をはじめとした豊富な副葬品が出土。円墳の墳丘は国史跡、出土品は国宝に指定された。

 

 シンポジウムは藤ノ木古墳とともに、県内で同時期の大型横穴式石室をもつ広陵町の牧野(ばくや)古墳、橿原市の植山古墳、桜井市の赤坂天王山古墳、橿原市の五条野丸山古墳がテーマ。各自治体の担当者や専門家が講演し、シンポジウムでも意見を交わす。

 

 午後1時開演。参加無料。定員720人(申し込み先着順)。斑鳩町観光協会ホームページからか、法隆寺iセンター窓口、往復はがきで申し込む。

 

 問い合わせは同協会、電話0745(74)6800。

 

 

藤ノ木古墳で秋季石室特別公開

 

 9、10の両日は史跡藤ノ木古墳の現地で秋季石室特別公開を実施。公開時間は午前10時~午後4時(正午~午後1時を除く)。毎時0分と30分から見学会を開始する。見学無料。定員は各時間帯50人。当日先着順。

 

 問い合わせは、斑鳩文化財センター、電話0745(70)1200。

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