歴史文化
奈良時代の「一等地」に迫る 東院南方遺跡の発掘調査で新発見

平城宮(8世紀)の南東に位置する奈良市法華寺町の東院南方遺跡で、造営当初は土地を4坪に区画していたものの、奈良時代半ば以降になると4坪を一体で利用していたことが分かった。奈良文化財研究所(奈文研)が18日、発表し、「平城宮直近の土地として奈良時代半ば以降は格式の高い土地として利用されたことが推測される」としている。
平城宮(8世紀)の南東に位置する奈良市法華寺町の東院南方遺跡で、造営当初は土地を4坪に区画していたものの、奈良時代半ば以降になると4坪を一体で利用していたことが分かった。奈良文化財研究所(奈文研)が18日、発表し、「平城宮直近の土地として奈良時代半ば以降は格式の高い土地として利用されたことが推測される」としている。