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「凡事徹底」無駄省く 梨本 洪珪候補(54)=無新= - 奈良県葛城市長選挙・候補者プロフィル

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「無駄を省き本当に必要なサービスを充実させたい」と語る梨本候補=大和高田市内

 任期満了に伴う奈良県葛城市長選挙は、現職の阿古和彦候補(65)と、新人で元市議会議員の梨本洪珪(ひろき)候補(54)がいずれも無所属で立候補した。27日の投票日に向け、現市政の評価や、まちづくりの政策で舌戦を展開している。両候補の横顔を紹介する。

 

 2017年11月、「市の行財政改革」を訴え市議会議員に初当選。2期約7年間、財政の無駄を指摘し続けた。

 

 高額な一社随意契約が続いていた「リサイクル施設運転管理及び資源ごみ等収集運搬処理業務委託」の見直しを何度も提言。一般入札となり、2017年は年額1億6千万円だった経費が24年は約5千万円に。年間1億円以上、節約した。

 

 全事業を見直して無駄を省き、「市民に寄り添い本当に必要なサービスを充実させたい」と市長選への出馬を決意。「学ぶ、働く、遊ぶ場づくり」の政策を掲げ、高齢者のタクシー助成や保育時間の延長、教員の増員、トップ外交による企業誘致―などを公約する。

 

 座右の銘は「凡事徹底」。

 

 趣味はアニメ鑑賞で「進撃の巨人」がお気に入り。息子は独立し、現在は妻、娘と3人暮らし。たまの家族旅行で温泉に行くのが楽しみ。

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