政治

【衆院選2024】平和とくらしが一番 社民党奈良県連 黒川 恵三代表 - わが党かく戦う

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「若い人にも地道に訴えていきたい」と語る黒川代表

―選挙態勢は。

 

 わが党は県内の小選挙区に候補者を出しておらず、比例代表(近畿ブロック・定数28)での議席獲得を目指して戦うことになる。大阪9区から女性候補が1人、小選挙区と比例代表で重複立候補する予定だ。

 

―どう戦う。

 

 県下では自民党と日本維新の会が強く、他党が埋没している観がある。両党との違いを訴え、まずは社民党の主張を知ってもらう必要がある。わが党は「がんこに平和 くらしが一番」をスローガンに、日本を立て直すプランとして「金権政治一掃」「税金はくらしに!軍事費増税NO」「人口半減時代―地域に魅力を」「原発はいらない!防災省を創設し防災対策に全力を」「ジェンダー平等・多様性社会の実現」「沖縄・日本を再び戦場にしない!平和憲法をくらしに活(い)かす政治」―の6項目を掲げている。派手なパフォーマンスではなく政策を、ビラ配りや街宣で地道に県民に訴えていく。

 

―石破政権の評価は。

 

 政策面では評価する段階にないが、裏金問題に対する姿勢は選挙期間中も追及していく。安倍政権以降、自公は集団的自衛権の行使や反撃能力(敵基地攻撃能力)を政策決定し、戦争ができる状況をつくり上げようとしている。石破政権でもこの方向性は変わらないのではないか。むしろ軍拡をさらに進めるのではないかと危惧している。得票につながらなくとも、わが党は軍拡反対を訴えていく。

 

―目標は。

 

 今回の衆院選で3議席を獲得し参議院の現職2人と合わせて国会議員を5人とする。もしくは比例でわが党の投票総数を有効投票の2%以上とし、政党要件を満たすのが目標だ。3年前の衆院選比例代表では県内得票数が約7500票だった。今回は1万5千票を獲得し党の存在感を示したい。

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