10月4、5日に奈良県上北山村の「大台ケ原」を歩くイベント
吉野熊野国立公園内に位置し、環境省が森林の保全再生に取り組む奈良県上北山村の「大台ケ原」を歩くイベントが10月4、5日に開かれる。大台ケ原登録ガイドの誘導と説明で、普段は立ち入り禁止区域の植生保護柵内に入ることができ、同省吉野管理官事務所の安藤滉一・国立公園管理官は「この時にしか見られない風景を楽しんで」と参加を呼びかけている。
苗の植え付けから約30年が経ち再生が進むトウヒ林などを約4時間半かけて見て回る「東大台」と、苔で覆われた森などを約5時間半で巡る「西大台」の2コース。雨がよく降る土地のため、レインウエア上下を携行し、長袖シャツや滑りにくい靴を履くなど服装に注意が必要となる。高校生以上が対象で、参加費は東大台が100円、西大台が1100円。
両日とも申し込み先着各5人。集合場所・時間など詳しくは上北山村ホームページで。問い合わせは上北山村地域活性化イベント実行委員会、電話07468(2)0002。