東京五輪「銀」の清水さん駆け付け メダリストと交流 - 第1回香芝市武道祭
関連ワード:

演武講評や質疑応答
第1回香芝市武道祭(香芝市スポーツ協会武道祭実行委員会主催、香芝市・同教育委員会・県空手道連盟後援)が1日、香芝市総合体育館で開かれた。同市スポーツ協会に所属する合気道部、剣道部、空手道連盟、少林寺拳法部の4団体・計約220人が参加し、各競技の紹介や演武などを行った。
ゲストの2020東京五輪の空手道女子形の銀メダリスト、清水希容さんが参加者と交流。各競技の演武の後に清水さんからの講評があったほか、演武も披露した。また清水さんが参加者からのさまざまな質問に答える時間もあり、「緊張した時にどうしたらいいか」という質問には「緊張するのは当たり前のこと。否定するよりも、緊張感をコントロールすることを意識してみて」とアドバイスを送るなど、一つ一つ丁寧に答えた。
空手道で演武を披露した戎屋心葉さん(8)は「清水希容さんにサインしてもらえて、とてもうれしかった。もっと練習して、上手になりたい」と話した。
同武道祭は、武道をしている青少年に『誇り』を持って活動してもらいたい、また武道を知らない青少年に武道の素晴らしさを知ってもらいたいと今回初めて開催。主催の香芝市スポーツ協会は、今後は今回演武を行った4団体以外にも、柔道や武術太極拳、弓道などもあるため、開催方法などを変えて継続を検討するとしている。
参加者からの質問に丁寧に答える清水希容さん(左)=同
2024年9月18日付・奈良新聞に掲載