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豊かな自然環境の中で育む「開拓魂」 奈良県立山辺高校 - 高校体験入学 オープンスクール情報(8月23日・10月26日開催)

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授業風景(奈良県立山辺高校提供)

奈良県立山辺高校(奈良市都祁󠄂友田町)

地域とのつながり大切に 進路選択の幅も拡大

 前身は1935(昭和10)年創立の「豊農塾」で、1946(昭和21)年に組合立山辺農学校、1948(昭和23)年に現在の県立山辺高校となった。以来「開拓魂」の建学精神のもと、自然豊かな環境の中で生徒・教師がともに未来を切り拓き、「これから」を大切に勉学に励んでいる。学校間や地域・外部団体とのつながりを大切に、地域に信頼され、多くの生徒が集う、活気あふれる学校を目指しており、2013(平成25)年度から地域と共にある学校づくりモデル校、大和茶カフェ「山高茶論」の運営、起業精神育成チャレンジプログラム指定校など、生徒の学習の場を広げるための取り組みに挑戦している。そして2024(令和6)年度、普通科が進路選択の幅を広げる総合学科として再編された。また、ICT機器を用いたオンライン授業や、動画配信を活用する通信制課程を設置した。

 

 学科は次の通り。

 

「総合学科」

 大学進学から専門職への就職まで、幅広い進路希望に対応する学科。2年次からは普通教科だけでなくスポーツ・被服・調理・商業・情報などからも自由に科目を選択でき、自分だけの時間割を作成しながら進路実現に向けて学習する。また、3年次からは通信制で開講される授業も選択可能。

 

「農業探究科」

 農業の基礎を学ぶとともに、2年次からは茶・野菜・草花の栽培実習を通して、専門的かつ探究的な学習を行なう。また、3年次からは通信制で開講される授業も選択可能。

 

「自立支援農業科」

 知的障害のある生徒を対象として、高校の教育課程を実施する。特に、農業に関する探究的な学習に取り組むとともに、個々の障害の状態に応じて、個別の教育支援計画や個別の指導計画に基づいた指導や支援

している。

 

 多くの生徒が精力的に活動している。創部8年目のサッカー部は、令和2年度の選手権大会で優勝し、初めて全国への切符を掴んだ。ライフル射撃部と馬術部は毎年、近畿・全国大会で優秀な成績を残している。馬術部は昨年の「全日本高等学校馬術選手権大会」で8位の成績を収めた。ライフル射撃部は昨年の「全日本高校生ピストル射撃競技選手権大会」で3位、「JOCジュニアオリンピックカップ」で2位の成績を収めた。

 

今年度のオープンスクールは、

8月23日(申し込み締切は8月8日):学校説明会(全日制)の実施

10月26日(申し込み締切は10月15日):中学生体験入学(全日制)の実施

を予定している。

 

 

 

[奈良県立山辺高校]

奈良市都祁󠄂友田町937

TEL:0743-82-0222

近鉄天理駅から山辺高校行きバス「山辺高校」下車すぐ

または上野・山添行きバス「国道針」下車、徒歩約25分

近鉄榛原駅から山辺高校行きバス「山辺高校」下車すぐ

または針インター行きバス「友田」下車、徒歩約10分

https://www.e-net.nara.jp/hs/yamabe/

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