おいしくマナー学び 奈良県大和郡山市の「ル・ベンケイ」親子体験食味学習会 ケーキ作りも
親子体験食味学習会「おいしい夏休みを体験しよう!2024」が15日、奈良県大和郡山市北郡山町のフレンチレストラン「Le BENKEI(ル・ベンケイ)」(尾川卓司社長)で開かれ、小・中学生と保護者28人が参加。コース料理を味わいながら会食のルールを楽しく学んだ。
食育を推進し、正しい食事とマナーを身に付けてもらおうと国際観光日本レストラン協会(尾川欣司会長)が主催して毎年開催。7~8月に県内4店舗を含む全国加盟店26店舗で行われるが、「ル・ベンケイ」が最初となった。
子どもたちはまず、ロールケーキ作りを体験。同店パティシエらの指導を受けながら、フルーツやゼリーなどをスポンジ生地にのせてケーキを仕上げた。
テーブルマナーの学習会は同店オーナーシェフの尾川会長が講師を務めた。尾川さんはナプキンやフォークとナイフの使い方、乾杯の仕方などを説明。「フォークとナイフをうまく使えれば、上手に料理を食べられる」と指摘した。水槽にトマトを入れ、浮き沈みによって糖度を見分ける方法も披露した。
兵庫県西宮市から母親と一緒に参加した小学2年生の佐藤美怜さん(7)は「トマトが水に沈んだら甘いということが分かって面白かったし、料理もおいしい」と笑顔を見せた。