政治

奈良県会議長選巡り自民会派に亀裂 表面上「一本化」もくすぶる分裂の火種

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 奈良県議会の6月定例会は最終日の3日、恒例の役員改選で、新しい議長に中野雅史氏、副議長に川口延良氏が選出された。昨年に続き「自由民主党・無所属の会」が独占する形になったが、議長選を巡り会派内に大きな亀裂が入ったままで、今後の政局にも大きく影響しそうだ。3年連続議長を狙った岩田国夫氏と、交代を目指した中野氏との間で調整がつかなかったため、決選投票で決着した。表面上は「何とか一本化できた」としているが、強引な岩田氏の行動から、またもや会派分裂の火種は残された。

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