歴史文化
「古墳壁画室」を飛鳥資料館に新設 奈良文化財研究所が組織改変
奈良文化財研究所は、4月1日付で組織改編を行うと発表した。キトラ古墳壁画をはじめとする古墳壁画の保存、修復、公開、活用や壁画古墳の調査・研究を推進する「古墳壁画室」を、飛鳥資料館に新設する。
都城発掘調査部の平城地区と藤原地区にそれぞれあった考古第一から第三までの研究室のうち、第二と第三を統合。各地区は「考古第一研究室」「考古第二研究室」の2研究室にする。
文化遺産部の「歴史研究室」「建造物研究室」と都城発掘調査部各地区の「史料研究室」「遺構研究室」は、文化遺産部「歴史史料研究室」「建造物遺構研究室」に整理・統合。
企画調整部の展示企画室を「展示公開活用研究室」とするなど研究室・課名の改称も行う。